日曜日「第二回生駒チャレンジ登山大会」マラソンの部３２ｋｍ完走して参りましたので、報告致します。
朝５：５２分の目覚ましで起床、外は無情にも雨・・・全くもって想定外。天気予報では「晴れ」だったからね。
雨具を用意して、６：５２豊中駅から急行に飛び乗ります。
ＪＲ大阪駅環状線で、早くもトレランな方々を発見。
いきなり街中からハイドロパックを背負い、ショートパンツを履いてるとはいえ、下はロングタイツ。
足下はトレラン用シューズという軽装。
帰りはどぉすんの？って笑っていたら、枚方駅で乗り間違え２０分の遅刻、早くも遅れをとってしまったのでした。
で、スタート地点は「私市」駅、「わたくし」「わたくしし」・・・なんて読むの？
正解は「きさいち」ですって、知らんかったわ。
恒例、申請順の１０分きざみのウエーブ・スタートで９時justに「水辺プラザ」というトイレもない公園、
３０名程の集団で出発。
この時点では、雨はあがって曇天、さすが「晴れ男」!!
小綺麗なハイキング道をポコポコ走ります。
トレイル・・・山の小道というにはおこがましい整地された道。
普通のランの練習によさげな小道をひた走るのでした。
今回の目標は、「とにかく歩かない」。
鍵は、「周りのペースに惑わさずにマイペースを保つこと」にあり。
「飯盛霊園」を抜け、市街地を少し走り、山間に入って「むろけい園地」でチェックポイント。
スタンプを押してもらって１時間１１分。速いんだか、遅いんだか？
しばらく走って「公園管理道路」。
延々アスファルトの登り坂、これってトレイルとは言わんでしょ。
パラパラと先行者をパスしながら、５ｋｍだかの舗装路を淡々と登って行きます。
生駒山を登り詰めた「ぬかた園地」が二カ所目のチェックポイント。
スタンプを押してもらって２時間４分。
ここから、またしても延々３ｋｍほど下るだけのツ・マ・ラ・ナ・イ舗装路。
そんな気持ちを見透かしたように、雨が降り出します。ここで「晴れ男」の看板は返上。
「公園管理道路」を終え、「暗がり峠」の看板。
うーん、懐かしい。
サラリーマン時代、後輩ケータのトランザムでよく来たもんだ。
その当時は、奈良方面の心霊スポットなんて言ってだけど、今はどうなんだろ？
思い出に浸る間もなく山道に突入、やっと待望のトレイルを登って登って「なるかわ園地」。
この辺りから、ぬかるみ路が増え、ロード用のシューズが頼りなくなります。
登りで手をつき、下りで尻をつきそうになりながら走る。これが、また楽しい！
ランナーで詰まると追い越せない道幅。
追いついたら楽にはなりますが、ペースが落ちます。
無理のない範囲で計画を・・・じゃなくて、転ばないように先行者をパスしてゆきます。
階段でも「歩かない、歩かない。できるだけ、歩かない。」
と呪文のように自分に言い聞かせて、先を急ぎます。
「高安山」の案内が見えだして、でかい建物が見えたんでゴールかと思いきや、気象レーダー台でガックシ。
どこがゴールやねんとトボトボ駆け下りて、コーナーを抜けると
突然、あっけなくゴール地点の垂れ幕が見えてゴールしてしまいました。
３時間２７分・・・意外にも第二チェックポイントからが長かった!
雨と汗と土でグショグショドロドロの大会一ブルーなＴシャツは、皆生トライアスロン大会のフィニッシャーズ。
ビールで乾杯すると寒さから震えが来ます。
手早くバッシュとＧジャンに着替え、下山の為のケーブルカーに座っていると
トレランな人達が、泥だらけの靴で電車に乗り込んで来ました。
荷物の大きな私達も偉そうなコトは言えませんが
デカい喋り声と泥だけは、どうにかして欲しいと思った次第です。
【総評】
総行程の１／３は舗装路。グリップの良すぎるトレラン用シューズはもったいないでしょう。
天気に恵まれれば、ロード用シューズで十分です。
補給食も最低限で十分、私はパワージェル一個で済みました。
水も２Ｌで結構残しましたが、天気が良ければコレ位は必要かと。
タイム的には、フルマラソンと同じ位
タイプの違う道が混ざった、飽きの来にくい面白いコースだと思います。
３０００円で運営もしっかりしており、晴れた日に走り直したい大会でした。
主催いただいた「大阪府山岳連盟」のスタッフ、ならびに関係者の皆様。
天候には恵まれませんでしたが、楽しい大会をありがとうございました。
鶴橋で途中下車、ホルモンとBeerでエネルギーならびに水分補給して
帰途についたのであります。
